ディーゼルの黒煙はなぜ出る?原因と、今日からできる対策
「最近、発進のときに黒い煙が出るようになった」。トラックや重機をお使いの方から、いちばん多くいただくご相談です。黒煙は見た目の問題だけでなく、燃料を無駄にしているサインでもあります。この記事では黒煙が出る理由を整理し、どの順番で手を打つとよいかをご説明します。
黒煙の正体は「燃え残った燃料」
ディーゼルエンジンは、圧縮して高温になった空気に軽油を噴射して燃やします。このとき燃料の量に対して空気が足りない、あるいは燃料がうまく霧状にならないと、燃え切らなかった燃料が粒子のまま排気に出てきます。これが黒煙(すす)です。
つまり黒煙が増えたということは、燃やしたはずの軽油の一部が仕事をせずに捨てられているということです。燃費の悪化と黒煙が同時に進むのは、このためです。
空気が足りなくなる原因
- エアクリーナーの詰まり…土ぼこりの多い現場で使う重機や農機では、想像より早く詰まります。まず最初に確認したい箇所です。
- ターボの不調…過給圧が上がらなければ、送り込める空気量も落ちます。
- インタークーラーの汚れ…吸気温度が下がらず、空気の密度が落ちます。
- EGR系統のすす詰まり…排気を戻す経路にすすが堆積すると、吸気の流れが乱れます。
燃料側に原因があるとき
- インジェクターの劣化…噴射のキレが悪くなると、燃料が粗い粒のまま燃焼室に入り、燃え残りが増えます。
- 燃焼室・ピストンまわりのカーボン堆積…長く使ったエンジンほど堆積が進み、燃焼そのものが安定しなくなります。
- 燃料フィルターの詰まり…必要な量が届かず、結果として燃え方が乱れます。
手を打つ順番
黒煙の対策は、費用の軽いところから、確認できることを順に潰していくのが基本です。
- エアクリーナー・燃料フィルターの点検と交換
- エンジンオイルの状態確認
- 燃焼室内のカーボン除去
- それでも改善しない場合に、インジェクターやターボなどの部品を診断
3番目の「燃焼室内のカーボン除去」にあたるのが、水素ガスエンジンカーボンクリーニング です。エンジンを分解せずに、燃焼室に堆積したカーボンを分解して排気とともに排出します。部品を外さないため、組み付け不良のリスクがなく、作業は30〜60分(大型・重機は60〜90分)です。
注意したいこと
黒煙の原因がインジェクターの故障やターボの破損など「部品そのものの不具合」にある場合、カーボン除去だけでは解決しません。当店では無料のデモ施工を行っていますので、まず1台で変化を見ていただき、そのうえで次の手を一緒に考えるという進め方をおすすめしています。
実際の施工例
黒煙のご相談で施工した車両は、施工実績 に1件ずつ掲載しています。大型トラック、ダンプ、ホイールローダー、トラクター、漁船など、車種区分ごとにご覧いただけます。
水素ガスエンジンカーボンクリーニングのご相談は旭川のケースタイルへ
普通車・軽自動車からトラック・バス、建設機械、農業機械、除雪機械、フォークリフト、漁船まで。1台33,000円(税込)、無料デモ施工も承っています。北海道内は出張施工に対応します。
まずは、症状をお聞かせください
黒煙・燃費・DPF・アイドリングの不調。車種や年式を問わず、まずはお気軽にご相談ください。無料のデモ施工も承っています。