エンジンのカーボンはどこに溜まるのか|燃焼室・吸気バルブ・EGR
「エンジン内部にカーボンが溜まる」とよく言いますが、実際にはいくつかの場所に分かれて堆積します。場所によって出る症状も、効く対処法も違います。ここでは3つに分けて整理します。
1. 燃焼室・ピストン上面
燃料が実際に燃える場所です。燃え残りがそのまま壁面やピストンの上に付着していきます。
ここに堆積すると、圧縮比が変わる・熱がこもる・燃え方が乱れるといった影響が出ます。アイドリングの振動、ノッキング、出力の低下、燃費の悪化として表れることが多い場所です。
水素ガスエンジンカーボンクリーニング が主に働きかけるのが、この燃焼室です。水素ガスは吸気から入って燃焼室で一緒に燃えるため、いちばん奥のこの場所に届きます。
2. 吸気バルブ・吸気ポート
空気の通り道です。とくに直噴エンジンでは、ここが汚れやすいことが知られています。
従来のポート噴射は、燃料が吸気バルブを通る際に洗い流す役目も果たしていました。ところが直噴は燃料を燃焼室へ直接噴くため、バルブが洗われません。そこへブローバイガスやEGRで戻った排気が触れ、徐々に堆積していきます。
症状としては、アイドリングの不安定さ、冷間時のばらつき、加速のもたつきなど。輸入車や比較的新しい国産ターボ車でご相談が多いのはこの部分です。
3. EGR・排気側・DPF
燃やしたあとの通り道です。EGRバルブやクーラーにすすが堆積すると、排気を戻す量が設計どおりにならず、燃焼が乱れます。さらに下流のDPFには、燃え残ったすすが捕集されていきます。
ここは「発生したすすが行き着く先」です。詰まってしまえば洗浄や交換が必要になりますが、すすを出している側に変化がなければ、また同じ状態に戻ります。詳しくはDPFの再生頻度が増えてきたときの記事をご覧ください。
場所によって、打つ手は変わる
| 場所 | 主な症状 | 対処の方向 |
|---|---|---|
| 燃焼室・ピストン | 振動/出力低下/燃費悪化/黒煙 | 水素ガスによる除去、分解清掃 |
| 吸気バルブ | アイドリング不安定/加速のもたつき | 水素ガス、吸気系クリーニング、分解清掃 |
| EGR・DPF | 再生頻度の増加/警告灯 | 洗浄・交換+発生源(燃焼室)の対策 |
まずは発生源から
どの場所の問題であっても、すすを出しているのは燃焼室です。燃え残りが減れば、下流に流れていく量も減ります。順番としては、分解をともなわない方法で燃焼室を整えてから、それでも残る症状に対して部品側の診断に進むのが、費用の面でも扱いやすい進め方です。
旭川のケースタイルでは、1台33,000円(税込)で施工しています。
普通車でも大型トラックでも、重機でも漁船でも料金は変わりません。無料のデモ施工も承っていますので、まずは1台でお試しください。北海道内は出張施工に対応しています。
カーボン除去の方法そのものの違いはこちらの記事で比較しています。
水素ガスエンジンカーボンクリーニングのご相談は旭川のケースタイルへ
普通車・軽自動車からトラック・バス、建設機械、農業機械、除雪機械、フォークリフト、漁船まで。1台33,000円(税込)、無料デモ施工も承っています。北海道内は出張施工に対応します。
まずは、症状をお聞かせください
黒煙・燃費・DPF・アイドリングの不調。車種や年式を問わず、まずはお気軽にご相談ください。無料のデモ施工も承っています。